シュリカリで学ぶとは

2015年12月10日

シュリカリでの学びとは何かをここに綴ります。

Shri Kali Ashram/Shri Kali Japanとは、一言で述べると人間の本質を学べる場です。Shri Kali Ashramは、アシュラムという形でインドにあります。アシュラムとは、生活を共にしながら精神性を学ぶコミュニティーのようなものとお考え下さい。Shri Kali Japanは、インドのShri Kali Ashramと日本の和歌山県で、ヨガ教室やリトリートや指導者コースを実施しています。

Shri Kaliで学ぶとはどういうことでしょうか。いわゆるヨガを学ぶところが、なぜヨガという枠を超えて人間の本質を学ぶところと言えるのでしょうか。いや、ヨガというものの捉え方が正しければ、それはヨガという枠を超えていることにはなりません。Shri Kaliはヴェーダの教えを通して人生の真理をお伝えしています。ヴェーダを伝統的な観点から学ぶことによって、私達の生き方、道教的に言えばタオ(道)が明らかになります。

私達はいつのまにか自分の本質から離れて異質を抱いて生きがちです。異質は幻です。幻を抱いて生きるとは自分の人生がフィクションで終わってしまうことです。それは人間のあるべき姿ではありません。自分の本質を生きてこそ人生を全うすることができます。忘れられてしまった本質を開発していくために正しい情報をお伝えしているのが、Shri Kali Ashram/Shri Kali Japanです。Shri Kaliでは、社会や経済の波にもまれた精神哲学の歴史も観察します。そこには本当に驚くほどそして悲しくなるほどの精神哲学の捉え方のズレがあります。的から外れてしまった精神哲学をほぼ避けて通ることができないのが現代社会です。しかし、オリジナルな状態の正しい情報が、シュリカリアシュラムのグルの著書 Divine Initiation にあります。正確に言えば、Divine Initiation では世界共通の真理が説明されています。よって、Shri Kaliでは真理という観点から自分を探ります。それは、社会的な役割や生まれた場所などとは関係なく、自分を無意識的な無限の世界で位置づけます。これは、この身体の中の無意識に留まるものではありません。身体の識を超越した宇宙の識の中で自分を探ります。そうすることで、自分とは何のためにこの世に生まれてきたのか、自分とは一体何だろうかなどといった、自分の存在意義がわかるようになってきます。時代や場所や社会的役割で限定する自分ではなく、宇宙的な視点から自分の本質を学んでいきます。

人間としての生き方、ぜひ学んでみて下さい。