シュリカリアシュラムの日々

2017年01月25日

シュリカリアシュラムからこんにちは。このブログではシュリカリアシュラムの生活について綴ります。

シュリカリアシュラムでは、伝統的なヨガ(アーサナ)と哲学(タントラ哲学他)を学んでいただけます。シュリカリアシュラムが設立されたのは10年ほど前なので、このヨガアーサナシリーズがいわゆる世間に普及しはじめたのは最近のことです。でも、このアーサナシリーズは古代から行われているもので、グルであるBhagavanが、このアーサナと共にその背景にある哲学を通した人間の生き方を伝えて下さっています。

朝は、マッサージ、アーサナ、呼吸法などがあります。マッサージは、アーユルヴェーダの伝統医学に基づいて足で全身をマッサージしてゆくものです。午後3時頃からは数時間のアーサナレッスンです。夜は、8時頃から色々なクラスがあります、レクチャー、グループディスカッション、バジャン(インドの伝統的楽器演奏と共にマントラを唱う)、プジャ(タントラの儀式)などです。レクチャーやグループディスカッションでは、ヨガやタントラの歴史、タントラ哲学に基づいた生き方、本来的な自分とは何か、本来的な自分を発揮できない刷り込まれた観念は何か、などなど勉強をしています。また、アーユルヴェーダの基本や解剖学も学びます。

アーサナの指導練習ももちろん行います。アーサナを指導するということは、テクニックを伝えることではないので、まずは自分のアーサナ練習を深める必要があります。アーサナを体で学んで細胞レベルから自分のいらないものをとりはらって、自分の源を探ってゆきます。そんな深いところからヨガを伝えていきます。人間の本来的な生き方を伝えることが、ヨガを伝えることです。

つづく。