2014年 高野山ヨガリトリート

2014年09月25日

今年9月の高野山ヨガリトリートも、みなさんのおかげで無事に楽しく終了いたしました。

リピーターの皆様、初めて参加してくださった方、夫婦で参加してくださった方、親子で参加してくださった方、本当にどうもありがとうございました。

毎年いろんな意味で深まっているリトリート。

学び、絆、悦び、納得、発見。

密教の地とタントラ。タントラとはインドの遠い真理ではない。今ここにあるもの。高野山では如実に顕われている。

高野山という場所、タントラというヴェーダの真髄、深い深いリラックスが続くアーサナ、熱いヨガ談義、大門の夕焼け、行者のマントラ、朝の荘厳なお勤め、すべてが融合しました。

私達は西洋人ではない。西洋人のように解剖学重視のヨガをする必要はない。なぜなら、私達日本人の心には形而上学がしっかりと根付いているから。高野山でのリトリートはそんなことを思い出させてくれる。日本に古くから根付いている仏教を学ぶと、私達のヨガ観が一気に変わる。本来的な瑜伽観を持つと、ヨガへの憧れやこだわりや焦りが消える。

仏教は心を扱う。心の奥へどんどん入ってゆくと、そこには大きな宇宙が広がる。宇宙的な心。仏の心。ヨガとは仏の心を養ってゆくもの。いわゆるポーズがどれだけできるかどうかなんて、本当に関係ない。そんなモダンなアイデアを捨てよう。手放すと宇宙は大きな答えを与えてくれる。

みなさん、本当にありがとうございました。