私の師匠 −ヨガの日にちなんで−

2017年06月21日

今日6月21日は、International Day of Yoga、国際ヨガの日。インドのモディ首相によって2015年に創始されたそうです。そんな日にちなんで、私の師匠について綴ります。

Ācārya Bhagavan Shanmukha Anantha Natha、私の師匠。初めて会った時に、「この人は人間だ」と実感したことを今でも忘れません。彼の持っている智慧と包容力は底知れなく、物事の考え方や捉え方も通常の域を超えていて、「あれ、なんでBhagavanはこう説明しているんだろう。」と立ち止まるとダメとわかりました。立ち止まって考えても私の直線的で狭い思考では紐解けません。だから、理由をつけようとせずに、ありのままを受け入れる。そうすると、後になって、なんだかよくわからない次元で納得がいく。超常現象的なことではなく、彼は真実を現実的に伝えてくれています。

本当にヨガとは何か、ヨガを教えることがどれほど深遠なことか。ヨガは自由の科学。心からの自由。言うのは簡単ですが、いざやろうとすると、この小さなエゴが邪魔をする。それを取り除いて取り除いて取り除ききって、仏の心に達する。このブログでは書ききれませんが、このウェブサイトに掲載していること、クラスやコースでみんなにお伝えしていること、全てがBhagavanのから学んでいることです。

西洋での精神的自由の追究から始まった現代のヨガブーム。社会の中で右往左往しながら進んでいるヨガ事情。みんな試行錯誤しながらヨガとともに自己探求。そんな中で、Bhagavanの教えを正しく継承していきたいと思います。

BhagavanとパートナーのMa Kristina によって設立されたシュリカリアシュラムがあるから、古代の精神科学が解き明かされています。本当に感謝です。

最後に、二枚目の写真に掲載されているBhagavanのコトバをお伝えします。

「正直な自分が全てに対する答えを持っている」

“本当の自分に表現してもらおうとすると、その本当の自分が問いに答えてくれる。例えば、珈琲中毒の場合、そのことは自分で分かっている。罪の意識は自分に正直でないところからきている、そして、恐れがやって来る。そして、周りをコントロールし始めて、自分の恐れを正当化しようとする。あらゆるものをコントロールし始めると、外向きのコントロールは内に向く。このストレスと内的コントロールによって、私達はたくさんの問題を抱えている。ただ座っているだけでは助けにならない。自分を正直かつ現実的に見つめて対処しなければならない。”

Bhagavan Shri Shanmukha