リシケシュについて

2017年11月11日

リシケシュとはどんなところ?シュリカリアシュラムのウェブサイトを、日本語に訳しました。

Rishkeshとは「聖たちの地」、または、Hrishikeshとは「私たちの中にある神またはアートマ。感覚を支配する者」という意味です。リシケシュは、ヨガ探求者たちの間で人気の場所です。特に、西洋人の間では、昔からずっと今までその人気は途絶えていません。ビートルズが訪れたこともあって、その評判が高まりました。また、Evan Wentz(ウォルター・エバンス・ウェンツ) やMircea Eliade(ミルチャ・エリアーデ)のような学者たちが足を運んだことや、たくさんのグルやババ、サドゥーなどがガンジス川沿いに住んでいたことも、リシケシュの人気を高めてきました。

しかし、本当の人気とは、リシケシュが他では見つけられない貴重な文化を持っているからです。リシケシュは、心と身体と精神を一つとして観察する完全な実践が存在した卓越した場所だからです。

ここでは、肉体的なものから精神的なものまで、さまざまなヨガを教える先生やその実践に出会うことができます。とても大きなヨガのコミュニティーがあるので、その中から色々と選ぶことができます。でも、シュリカリアシュラムのアプローチは他とは異なります。それは、今となっては稀になってしまった伝統的なタントラヨガ(カウラヨガとも言う)です。

リシケシュは、「Disneyland of Spirituality=精神性のディズニーランド」と呼ばれ、人々にジャッジされて誤解される時があります。実際に、リシケシュはそのようなイメージを生み出していることは確かです。『新約聖書』マタイの福音書に「尋ねよ。さらば見いださん。」(Matthew 7.7)とあります。結局のところ、ヨガであれタントラであれ、スピリチュアリズムとは質のある経験であって、恐れをより落とすことによって、自己の経験が高まっていきます。

リシケシュには寺院もたくさんあり、美しいガンジス川も眼前にひろがっています。レストランやカフェもたくさんあります。そんな地で、浸ってみてください。

<気候について>
リシケシュは北インドに位置しているため、12月や1月は冷え込むこともあります。この時期は防寒対策をお忘れなく。